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第8期指す順11回戦 梅球さん戦

(私は後手番)ここで△27馬(~35桂)は考えたんですけれど勇気がなくて決行できなかったんですよね……。玉が46に露出すると△53金という王手竜があるようで、これが見えていたら指せたと思います。

馬がそっぽに行ってしまい、飛車がブロックされ既に怪しくなり始めているこの局面。△42金としっかり受けておくのが正解でした。本譜は焦って攻め合いに出てしまい際どくなりました。

入玉になったものの判定勝ちできそうなところ、王手竜を喰らった局面。自戒を込めて残しておきます。この少し前にこちらから銀打ちで王手竜をかけられる局面があったものの気づかずに別の手を指してしまったのもひどかった(指した直後に気づいた)。大駒の枚数が3対1だったのが1対3にされ点数負けを覚悟したものの、諦めず数えてみると26点だったため引き分け指し直しにできると判断して(将棋倶楽部24でやったことのない)入玉ボタンを押し、引き分けを受け付けてもらえました。

梅球さんが終局図を貼っているので引用しておきます。

指し直しの際には指す順の運営もなさっているやきそばさんが規定について説明してくださり、持ち時間と先後の入れ替えについて梅球さんと共有することができました。持将棋指し直しもお互い秒読みでの指し直しも初だったので大変助かりました。ありがとうございました。

指し直し局は△35歩▲同歩△同銀▲45桂の進行でのこの局面で、実は△44歩と指されていたら互角か少し悪いくらいの将棋だったらしいです。この△35歩の仕掛けは今後取らないよう気をつけようと思います。

特に千日手局はひどい将棋にしてしまいましたが、最終的に勝てたのは僥倖です。第8期指す順全体の振り返りはまた後日行います。時期を逸したので行いません。第9期も開催決定したので頑張ります。

第8期指す順10回戦 てるさちさん戦

前期不戦敗をしてしまった相手で、前期は振り飛車党だったのですが今期は居飛車を指していました。横歩取り青野流の変化をやって攻め込んでいる棋譜を見たので横歩取りは避け、先手なら25歩を決めての角換わり棒銀、後手なら一手損角換わりからの右玉をメインに考えていました。実際には▲26歩△84歩からの相掛かりになりました。

本譜はここで52銀成から詰ます手があったのですが見送ってしまい、

金が1枚増えてこれなら詰ませると踏み込んだのですが、

ここから▲同飛成△同玉▲41角△61玉で詰まないと思い、本譜は▲63桂△62玉▲51銀△63玉▲62龍を△同玉とは取れないためどうにかなるかとこちらに行ったのですが、実際は▲同飛成△同玉▲41角△61玉には単純に金2枚銀1枚が残っているので▲62金からの楽な5手詰めでした。これはさすがに普通に詰ましたかったです……。

第8期指す順9回戦 みぶさん戦

終盤も怪しい局面があるかなとは思っていたのですが、

ここで23歩で必死、先手玉は詰まずに負けらしいです。まあどう見てもそうですね……。序盤に25歩を突かせて逃げ道を広げてしまったこと、そこから先手玉をスルスル逃がしているためにこうなるんですよね。

残り2局、相手は今期の勝敗を見る限り強敵だと思うので、序盤から終盤まで悪くせずに勝ち切りたいです。

第8期指す順8回戦 匠太2007さん戦

千日手局は一手損角換わりから右玉に組んだところ、攻め手が見つからなかったのか千日手にしてもらえました。

指し直し局は相掛かり棒銀から攻めを受け止められた後、形とばかりに不用意に銀を上がったため角を打たれたのがこの局面。対局中は▲69玉△78飛成▲同玉△68金▲77玉△69金▲76玉で耐えてないかなと読んでいたのですが、△69金ではなく△79金の王手桂取りから▲76玉△89金と進むので駄目です。本譜は▲69玉△95角成以下悪いなりに指し続けて粘り勝ちしました。偶然助かっただけなのでこれからの対局も不安です。

第8期指す順7回戦 ゆーすさん戦

繰り返し練習してきた角交換四間穴熊と、本番での指し方に全く関連性がなく(ここで72金なんて練習で指したことがない)、中盤で呆れるほど形勢を損ねて勝手に負けました。

なんか、色々僕には無理だったんだなと思う。頑張って指した棋譜をただAIに全否定されるだけ。しんどい。

第8期指す順6回戦 御鈴さん戦

御鈴さんは基本的には振り飛車党なので、これは振り飛車確定かなと78玉に寄ったところ74歩を突かれました。袖飛車です。

銀交換後の局面。ここは79角か、そのための56歩と指して角は引き角で使いましょう。これが袖飛車対策です。今日覚えました。本譜?ボロボロに負けましたよ。指す順では以前も袖飛車にボコボコにやられたことがあって(相手は調べればわかるだろうけれど、ボコボコにやられた棋譜を調べたくはない)、記憶にある中では2回目です。きつい。

本譜は精一杯反撃含みの受けをひねり出しているのに、全然迫ってもいないのがつらい。ジリ貧ではなく駒損していない序盤から呆れるほど悪くなっていて、詰むまでの時間をいたずらに引き伸ばしているだけの将棋でした。右玉への端攻めと袖飛車の数の攻め、序盤で突き放されての2敗。つらいですね。棋力の差を感じています。

第8期指す順5回戦 hato__stさん戦

22時15分、不戦勝となった。(対局時刻の勘違いとのことだった。)

戦型は相居飛車を想定していました。この2日間は四間飛車でポンポン桂を誘って勝つ作戦を準備していたのですが、開始1時間前に念のためはとさんの棋譜を確認したところ、はとさんのポンポン桂は24歩同歩を入れてからの45桂でした。勝つためにはその24歩は同角と取ってポンポン桂拒否するしかないので(24歩同歩が入っていると角交換の次の手で飛車が走れるためポンポン桂対策として有力な64角が飛車取りで打てない。はとさんも64角に苦しめられた結果この手順を選ぶようになったのだと思う)、ポンポン桂拒否して不慣れな四間飛車力戦をやるくらいなら相居飛車で素直に勝負しようという考えでした。

作戦を立てる際には、相手の棋譜を最初に確認しましょう(当たり前)。

第8期指す順4回戦 アクセラさん戦

普段は88角成同金を許容する駒組みをしないのですが、なんか今日は許してくれないかなと思い軽率に銀を上がってしまい、結果角交換されました……。

23歩ではなく22歩と打たせていることと、「序盤は飛車より角」という格言もあることから、なんか26飛と戻りたくないなと思い飛車角交換されました……。

結果、駒組みに苦労した上、結局は36歩~37歩成のスキを作ってしまい、飛車の打ち込みを許して先手陣崩壊しました……。

最後はこっそり詰めろかけたのがバレずに勝てました。ただ将棋には反省しかないので……慣れない駒組みはやめましょう。普段やらないことをその場のノリで指すのはやめましょう。

第8期指す順3回戦 熊田さんさん戦

最終手▲77桂が端攻めの準備に見えなかったのが敗因です。ソフト推奨は悪いなりに△44銀ですが私も今なら44銀を指しますね。悪いなりに攻め合おうという手です。本譜はひどすぎて話になりません。何か相手の方はこの戦型を指し慣れているみたいで、私も角換わりなら右玉というつもりでいたのですが飛車先逆襲、中央で小競り合い、角打ちで桂頭を狙う指し方などが多く、端攻めはあまり見たことがなかったので意識が足りなかったです。つまらない将棋にしてしまい申し訳ありませんでした。

第8期指す順2回戦 よきさん戦

対局開始10分前に慌てて3手詰ハンドブックを開き4問解いた成果がこちらです。

銀の3手詰……。この後65銀左と上がったので銀桂交換ではあるのですが、カッコ悪い棋譜が残ってしまいました。

中盤の競り合いは拮抗していましたが、終盤はよきさんの鋭い攻めが飛んでくる前に寄せ切って勝つことができました。また頑張ります。