ついにやってしまいました。
中飛車は過去に散々相手してきた戦型で、色々なタイプがありますが今回は41金型でした。この場合、駒損のさばきをしても飛車が成れないため、駒損の仕掛けはしてはいけません。正着は45銀でした。(飛車先をカバーする)42角をあまり考えていなくて、まあこのくらいで角成を見せて指せるだろうと思っていましたが、敗着は45桂でした。以後、先手ノーチャンスです。上手い相手に雑な攻め。気分がいいだけで実は得してない(損している)攻めをかますという負けパターン。ついにやってしまいました。痛すぎる敗戦です。45銀が見えないわけではなく考えていないのです。これではダメです。
終盤。76銀成を防ぎつつ金のぶった切りを見せる43馬は負けても指さないといけない手なのですが、同龍が好手でした。58歩で横の攻めを止められて龍の価値が下がっているので、馬と刺し違えて手番を握ればいいということですね。これは本当に素晴らしい手でした。
74香車は当然7筋に利きを足す手なので68銀と受けたのですが、これが完全な悪手で先手玉は自ら詰まされています。この詰み筋に全く気付いていないため、その後57歩と遠巻きな攻めを見せられたタイミングで31飛車を降ろしたのですが、そこで87香成から詰まされてしまいました。恥ずかしすぎる。この1週間くらいの自分は将棋が調子悪いとは思っていないのですが、雑だなとは思っていたんですよね。今回の序盤、終盤の指し手はまさにその雑さが出ていました。79桂としっかり受けて長い将棋をすべきだった。恥ずかしい。考える時間はあるのに、全く考えていない。恥ずかしい。
早くこの雑な気分から切り替えて、次局に臨みたいと思います。早く切り替えたかったのに、reCAPTCHAエラーのせいで更新が出来ず、丸一日以上この将棋の負けについて考えることになったのが最悪でした。