第9期指す順2回戦 まついさん戦

今局は前局以上に反省すべきポイントが多々あり、全てを取り上げるのは困難なため印象的な局面のみの振り返りになります。

対石田流を準備していたのですが、まさかの四間飛車。この局面、急戦か持久戦かを悩んだ結果、やりたい将棋よりも丁寧な将棋を指そうと考え、33角を上がり持久戦を明示したのですが、

謎の金上がりから穴熊に組まず、作戦負けを恐れて仕掛けました。65歩を突かれたら不利なのはわかっていたので気づかれる前にということなのでしょうが、ちゃんと穴熊に組めるよう準備すべきでした。

△92飛は本局一番の好手。当たり前すぎて誰も褒めないと思いますが、自分の中ではこの手が指せたのが良かった。端に追いやられる格好は嫌なのですけれど、73角同角成同桂37角と打ち直された時に▲75歩~▲74歩が厳しく適切な受けが存在しないため、2分30秒程考えた末にふっとこの手が思い浮かび、思いついた途端すぐに指せました。

△82飛は本局一番の悪手。思い描いていた攻めが持ち駒を手放す▲45銀で受けられてしまい参っていたのですが、この手は桂金と銀の2枚換えになる先手となっており、対応しなければいけませんでした。端の飛車が気持ち悪いから戻したいということに気を取られて気づきませんでした。

最後はお相手の95手目▲13銀放り込みが空振ったために逆転したのですが、実際にはまだアヤがあったようで、

この局面で▲32龍という好手があり、まだ先手が余していたようです。一手空いたら△17銀から詰ましに行く予定でしたが▲29玉で詰まないため、実戦で現れていたら詰まそうと無理をして駒を渡し、負けていたことでしょう。

運だけで2連勝し調子に乗っているので、この先の連敗で気分を悪くしないかが不安です。負けないように将棋が強くなれれば良いのですが……。とにかく、この2勝を無駄にしないように努めます。

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